お斎 精進落とし

お斎

法要の後、故人を偲び、さらに集まって戴いた方々に感謝の気持ちを込めて、おもてなす席をいいます。

精進落とし

魚や肉などを食べずに精進した中陰、中有、七七日の期間に区切りをつけ、日常生活に戻ることから精進落としといわれ、魚や肉などの「なまぐさもの」を食します。

浄土真宗では精進落としとはいいません。

精進料理

精進とは「努力する」という意味です。お釈迦様が菩提樹の下で悟り、説いた教えに「八正道」が有ります。その中の一つに正精進が有ります。正しく目的に向かって努力すること。精進料理とは、修行中の食べ物のという意味です。修行して食を重んじ、食事を作ることが非常に重要。生命の源となる食事を作らせてもらえることに感謝し、すべて無駄なく、冷静に調理する。沈黙を旨とする食事作法を考えて食べやすく、音をたてないように厚さにも気を遣う。食事作法も厳しく。

 

 

2020年03月24日